乗鞍高原・善五郎の滝 善五郎の滝 2013/10/27 善五郎の滝への山道 善五郎の滝 視界が良ければ滝の遠方に 乗鞍岳が見える 乗鞍高原「湯けむり館」で 「乳白色の湯」に浸かった後での昼食は 信州味噌を使って焼いた「木こり風ピザ」 旨い 梓水神社の「御池」と、 「御池の由来」(梓水神社) (昭和58年5月) 御池の畔に掲示してある由来を読めば 曰く このあたり一帯は 梓水神社の境内であって 御池はその神の鎮座する池である。 今から凡そ千百年前 平安時代の貞観九年(西暦867年)に 梓川神社は従五位下と いう位を朝廷から授かったと 三代実録に記されている。 梓川神社が今の梓水神社 であるかどうかは未だ確証はないが、 いずれにしても梓川の源流の 地域に鎮座する今の神社 が前宮か奥社であったことには間違いない この御池をはじめ乗鞍岳は住古より安曇 筑摩の里人から農耕の神(水神)の 鎮座する場所として信仰が厚かった。 干ばつの時は「雨乞い」を祈願し、 御池の水を樽に入れて借用し 里の河川や堰に散水して 降雨を待ったという。 お返しは借用した水の 倍の量を里から持参して この御池に流し込んだという 習わしが大正の末期ごろまで 続いていたようである。 終戦直前までこのあたり一帯は 老木がうっ蒼と茂り 昼なお暗きありさまで神々しく村人も 近よりがたい神域であった。 従って伝説もいくつかあるがその一つに 石を投げこんだり棒で かきまわすと竜神が怒り 一天俄かにかき曇り 暴風雨になるといわれ 恐れられていた。 毎年五月一七日には 遠く近くの人々が寄って 御池の神をことほぎたたえ たてまつる祭事が いまだにとり行われている。 昭和五八年五月 梓水神社 (後日談・平成29年3月 この由来を書いた木版は 安曇地区史跡実行委員会 によって修復された) 前川渡大橋の紅葉 下は奈川渡ダムの水 今年の乗鞍の紅葉は見納め また来年を楽しみに . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . <EOF> |