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唐花見湿原・ハッチョウトンボ
(からけみしつげん)

日程
2013/06/16
2014/06/29
行程 長野県/大町市

地図

公式Web

2013/06/16
今回、「4度目の正直」で
ハッチョウトンボに会えました
(2年前から3回行って全部ハズレ)

日本で一番小さいトンボ
体長2~3センチ以下

ハッチョウトンボ♂

オスは目立ち、湿原内で10匹ほど数えたが
皆、縄張り争いをしていて
近くにオスが来るとケンカして追い払う

体が小さい割に
目で追えないほど活発に
高速で方向転換して飛ぶ


ハッチョウトンボ♀
(目立たない色をしています)
メスは、ほとんど出て来ない

メスを撮るシャッターチャンスは
1時間いても数回しかない




飛び回るハッチョウトンボ♂と♀


水面の苔にとまっている♀。産卵直後か?


ハッチョウトンボ♂とオオイトトンボ

 
私は今まで
後ろのトンボが前のトンボの
尾をつかんでいると思っていましたが
そうではなくて
前のトンボの尾の先が
クリップ状の爪になっていて
後ろのトンボの首根っこを
挟みつかんでいるのです
新発見!

 
首根っこをつかんでいます。


産卵中
♂と♀では体の色がちがう


そのうち♀は水没しちゃいましたが
大丈夫でしょうか?


産卵中(左下)と飛翔中(右上)


産卵中のアオイトトンボを
捕食しようと忍び寄る蜘蛛。

蜘蛛は水面に伝わってくる
かすかなトンボの産卵の振動を
その足で感じ取ることができ
獲物に近付いて行く

足は高感度音響探知器だ
この直後、あやういところで
トンボは難を逃れた
湿原も彼らにとっては平和ではないようだ

 
他にも数種のトンボを見ることができた


やっぱり尾をよく見ると相手の首あたりを
挟みつかむようになっている


唐花見湿原

今日は、念願のハッチョウトンボに会えて
写真撮影に熱中するあまり
炎天下・無風・高湿度で1時間ちかく居たら
自分が「熱中症」になったようで
シャレにもならずお粗末であった

頭痛・めまい・遊歩道がまっすぐ歩けない
などの症状でヤバイところだった
なんとか自力生還

以前、御嶽でも三ノ池途中の険しい登山道で
写真撮影に夢中になって滑落しそうになった
写真もほどほどに


唐花見湿原への道



2014/06/29 再訪
 
ハッチョウトンボ

時期が遅いのか
天候が曇り時々小雨だったからなのか
湿原で見たのは写真に撮った♂2匹のみ
♀は見つからなかった


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