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柿其水路橋

日程 2012/11/08
行程 長野県/南木曽町

地図

公式Web

2012/11/08

柿其(かきぞれ)水路橋

延長142.4m
柿其川(左下)からの高さ22m
水路部分の幅6.8m高さ5.5m

現在は関西電力所有
当時は大同電力会社、社長は福沢桃介
大正10年(1921年)竣工

国の重要文化財
この下流にある読書(よみかき)発電所・
桃介橋とを一括して指定
桃介橋のページは 706momo.html


柿其水路橋

上流は左側
この山の地下にトンネルを掘り
木曽川の読書ダムから導水している
右が下流側


柿其水路橋
下を流れているのが柿其川


柿其水路橋の上部(向こう側が上流)


柿其水路橋の上部南側(下流側)
山に水路が入るトンネル(暗渠)
下流側にある読書発電所の
貯水槽に通じている


柿其水路橋の説明板

ここより上流の木曽川に読書ダムを作り
木曽川の水を堰き止め
山にトンネル(暗渠)を掘って水を通し
この水路橋に出て
さらに水路のトンネルで、これより下流にある
読書発電所の直上に作った水槽に水を貯めて
水圧鉄管で発電所に水を落とし
発電した

当時は我国最大出力の水路式発電所であった

水路橋は調和のとれた見事な設計で、
建設から90年以上経った今でも
美しく健在である

読書(よみかき)発電所の名前は
発電所のある読書村
(現在は南木曽町)に由来する

南木曽町の歴史によれば
明治7年、予川(がわ)村
三留野(どの)村
柿其(かきぞれ)村が合併し
各村の頭の名を取り
さらに、明治時代すなわち文明開化の時代には
教育(読書き珠算)が重要
といって「読書」としたとのこと
さすが、おもしろい!


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